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Precautions for cavity formation​

<インレー形成の注意点>

・マージンは、対合歯および隣接歯との接触部位を避けてください。

・すべての線角および点角は丸めてください。角部への応力集中回避、スキャン精度向上、セメントスペース拡大防止が望めます。     

・イスムス部(狭窄部)で破折しやすいため、イスムス部は1.5 mm以上の厚みを設けてください。

・試適や装着時の破折を防ぐために、窩洞側壁の勾配をメタルインレーより強めにしてください。​

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Zirconia

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​Peek Crown

Materials used for Zirconia Disk

スキャナを導入以前よりアナログ対応でしたが積極的に取り組んでいます。マテリアルも様々あり、試行錯誤を繰り返し現在のマテリアルになっています。単色・グラデーションから選択し単冠・インレーからインプラント・フルブリッチまでケースによって選択対応させて頂いています。

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CAD/CAM Crown&Inlay

Materials used for CAD/CAM block

CAD/CAM冠材料は2台目スキャナ導入後からYMAKIN社のブロックを採用しています。インレーにおいてはインレー色調表での対応となり、A1~A3においてはESブロックでその他はシェードは1シェード明るいブロックでの対応となります。ブロック色調にないシェードにおいてはカラーキャラクター材でシェードシフトし、硬化表面滑沢剤での仕上げ、完成させています。

​(YAMAKINカタログより写真転載)

 

​ジオメディのルーセンマルチプレミアムから移行し2023年8月より採用している5層グラデーションとなります。移行前にジオメディがセットされているケースの場合は対応させて頂きます。フルマウスまで対応可能であります。

 松風ZRルーセント「スープラ」  

アイキャスト
「ベレッツァプレミアム」

2020年10月より採用している高強度の着色済ディスクのTLシリーズとなります。染色せずに一定の色を表現でき、ロングスパンやインプラントに対応しています。

​透過率42% 曲げ強度1100MPa

アーゲン 「アンテリオ」

2018年10月より採用している透過性が強く切端色の浸透法後着色となります。高透過性での審美性を求められるインレー・単冠・ラミネートに適応します。

​透過率50% 曲げ強度765MPa

CAD/CAM冠が2014年4月に保険適用され、同年秋にスキャナを導入、2021年12月に新たなCAD/ CAMシステムの導入をしました。2022年4月にはCAD/CAMインレーが 保険適用され、その後PEEK冠、適応範囲拡大、iOSに適応と変化に対応すべく、加工精度や形状再現性に日々研鑽しています。2024年の改定で第一大臼歯・第2大臼歯に適応が拡大し、PEEK冠やチタン冠での選択も可能となります。インレーにおいては光学印象法が設定されましたが、切削加工やスキャニングに考慮した形成が必要となり、​多くの症例に携わり、先生とのコミュニケーションが今まで以上に必要となります。

About CAD/CAM Products

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Wax up&Provisional

PEEK冠の接着には、サンドブラスト処理と無機フィラーが含有されていますが、素材が異なるために通常のシランカップリング剤では接着強さが得られません。強固な接着前処理材の塗布として「松風 CAD/CAMアドヒーシブ」が必須となり、接着性レジンセメントで接着する必要があります。

令和5年12月1日より従来のCAD/CAM冠用材料に加えてCAD/CAM冠用材料(Ⅴ)として保険適用されました。 PEEK冠は大臼歯(第一大臼歯、第二大臼歯、第三大臼歯)全般にご使用いただけます。

靭性(外力が加わった際に壊れにくい性質)が高く、破折しにくい点が特長です。大きな咬合圧が加わる大臼歯に使用した場合に破折リスクの低減も期待されています。従来のCAD/CAM冠と比較して補綴装置を薄く設計することができるため支台歯形成において切削量が少なくて済みます。

Provisional module  process

プロビショナル作業もCAD/CAM工程に変え製作しています。(3Dプリンターへ移行中)デザインにおいては様々な加工方法を選択できます。

・術前模型と支台形成(準備)模型からマッチングプロビ

Clinical case    pic 13-25

・術前模型からのクラウンセル(0.5mmから単位設定)

Clinical case    pic 14-17|26-27

・術前模型から自由な形状・変形による形態確認

Change the wax-up process

ワックスアップ作業をCAD/CAM工程に変え、インレー、クラウン、ブリッチ(ダイエットブリッチは3Dプリンターで製作)等、デザインしワックスを削り出しています。その後通常工程である埋没、鋳造工程となります。プレスセラミックにおいてもスペーサー等の細かな設定が可能なためにCADCAMでのプロセスとしています。

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